「ONE PIECE」について語ってみる その2

  • 2010.11.30 Tuesday
  • 00:57
JUGEMテーマ:ONE PIECE


 予想外に長くなりそうな「空島編」語り。
 今回は「うそつきノーランド」です。

 探検家モンブラン・ノーランドは黄金郷を発見したと王様に報告し、王の軍と共に探検に出るのですが、そこに黄金郷はありませんでした。
「山のような黄金は海に沈んだんだ!」
 ノーランドはうそつきの罪で処刑されてしまいました。

 ルフィ達がジャヤで出会ったモンブラン・クリケットは、先祖が有名な寓話「うそつきノーランド」のモンブラン・ノーランドだというので、世間から冷たい目で見られ続けていました。
 しかし、一族は「ノーランドは正直者だった。」という言い伝えを信じ、ノーランドを恨んだりはしません。
 クリケットはそんな自分の運命を狂わせて来たノーランドにけじめをつける為、ノーランドが訪れた土地ジャヤの海で、海底に沈んだと思われる黄金郷を、体を壊しながら捜し続けています。
「ノーランドを恨んでいる」
 と、言いながらも、ノーランドへの愛情を隠しきれないクリケット。
 そのクリケットは純粋な厚意から、ルフィたちの空島行きを手伝います。

 空島に到着したルフィたちは、空に浮かぶアッパーヤードこそがジャヤの片割れ、黄金郷であると知ります。
 ここにクリケットの捜す黄金郷がある!何とかそれを知らせたい。
 ルフィはかつてノーランドが聞いたと言う鐘を鳴らす為、エネルに挑戦します。

 つーわけで、感動の後半。

 ワイパーが聖地を奪還したい本当の理由は、先祖の戦士カルガラが親友だったモンブラン・ノーランドに
「自分たちはここにいる」
 と、それを知らせる為に鐘を鳴らしたいのに、土地を奪われて出来なくなってしまったからなんですね。
 シャンディアは先祖を大層敬っているので、先祖の悲願は絶対なのですよ。

 人望厚く、バカ正直で、探検家としても、植物学者としても、提督としても、非情に優れた人間であったノーランド。
 土地を奪われながらもノーランドとの再会を夢見ていたカルガラ。
 二人は最期の瞬間まで、お互いの身を案じ続けるのですね。
 ちなみに、二人の別れの話の291話のタイトルが「ここにいる」、二人の死を描いた292話のタイトルが「あふことは片われ月の雲隠れ」です。
「会う事は雲に隠れた片われの月を探すかようにむずかしい。」といういみなのかな?

 元ネタは「拾遺和歌集」だそうです。
「逢ふ事はかたわれ月の雲がくれおぼろげにやは人の恋しき 読み人知らず」

 で、まぁ、ここら辺とかルフィが鐘を鳴らすまで、ほぼしゃくり上げながら読んでるわけですが、この後のモンブラン・クリケットのセリフで号泣になるんですよ。
 いやぁ、ひし形のおっさんがいい人すぎて‥‥泣ける。

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  • 2020.06.30 Tuesday
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