ここんとこ読んだ本(2011年9月)

  • 2011.09.30 Friday
  • 00:53
 JUGEMテーマ:読書 

 夏休みが終わってホッとする筈だった9月‥‥。
 連休と警報による休校で、夏休みが終わっていないような気すらしてました。
 ‥‥ホンマしんどかったです。

・天才柳沢教授の生活(31)山下和美 講談社
 全体的にお母さん話が多かったような気がします。
 ‥‥最近、お母さんに共感するなぁ。
 タマちゃんの手術とか、女3人の話とか、色々面白かったです。
 物語のクオリティが落ちてないのに感動しますね。

・「エロイカより愛をこめて」(38)青池康子 秋田書店
 ‥‥いかん、前の巻から読み直さなければ!
 ミーシャは昔、文学青年だったんでしょうかね?(笑)

・「ラブリー・ボーン」アリス・シーボルト アーティストハウス
 映画を見てから原作を読むと、映画はえげつない部分を上手くオブラートに包んでいたんだなぁと思います。
 これはミステリーではないので、犯人は逮捕もされないし、主人公の遺体は最後まで見つかりません。
 あくまで、犯罪で家族or友人を失うことで、残された人々がどのように傷と向かい合い、立ち直って行くかの物語なので、そう言う意味では皆が気持ちに整理を付ける事が出来るようになったところで「完」なんですねぇ。

 映画との比較は隠しておきます。

※10/2 セキュアの文章を一部変更





「ラブリー・ボーン」あらすじと映画との比較。

 1973年12月6日、14歳のスージーは近所に住む男にレイプされ、殺されてしまう。
 彼女は天国に行き、憧れの高校生活を送り、友人と楽しく過ごすのだが、残された家族とはコンタクトを取る事も出来ず、ただ、眺めるだけになる。

 その残された家族はゆっくり崩壊していっていた。
 父は犯人を見つける事だけに必死になり、
 母は、自分の作ってやった帽子が犯行に使われたと知って自分を責め、
 年子の妹は、死んだ姉ばかり見る親に対し疎外感を感じ、
 幼い弟は、その幼さ故に事実を長く隠されてしまう。

 彼女を失ったBFは、逆に当初犯人と疑われてしまう。
 死後の彼女の魂に触れた為、死者を感じる事が出来るようになってしまった級友は、何とか死者とコンタクトを取りたいと望むようになる。

 壊れて行く家族を心配しながら、干渉出来ないスージー。
 彼女はただ、残された家族や友人を見守るだけしか出来なかった。

 家族は崩壊し、成長し、やがてお互いの愛情に気付き、再建し始める。


 ‥‥と、言うわけで、映画以上に見守る事しか出来ないスージーでした。
 映画では1年ちょっとぐらいしか月日が流れていないような感じでしたが、本の中ではまる9年(スージーの10回忌までになる?)の月日が流れております。
 4歳の弟は、ラストでは13歳の少年になり、妹は子供を産んでおります。

 お父さんのジャックはまぁ、映画のまんまですが、お母さんのアビゲイルは映画ではかなりオブラートをかけられていました。
 ‥‥まぁ、ちょっとどっちとも取れるような描き方でしたけど。
 お母さんは犯行時に自分の作った帽子が猿ぐつわ代わりに使われたと知り、ショックを受けてしまいます。
 で、お父さんの方は犯人探しやら証拠集めに必死になってしまい、夫婦の関係もなくなってしまうわけですね。
 で、まぁ、お父さんが逆に犯人に間違えられるような事になり、お母さんはぷっつり切れてしまい、自分たちに親身になってくれるけど、事件を客観的に見ている刑事さんと不倫してしまうんですな。
 で、親に顧みられなくなった妹が、事件の1年後にけりをつける為に犯人宅に押し入るわけですが、そこでお母さんは限界に来てしまって、家出してしまうわけです。‥‥その期間、8年だぜ!
 あの辺のお母さんの行動は、ちょっとぼかしてましたね。

 お母さんは、ある事を目撃し、事件の呪縛から解き放たれます。

 家族の錨役として、いつも変わらないおばあちゃんは、映画もなかなかでしたが、小説では妹の彼氏のお兄ちゃんに惚れ込んで、お兄ちゃんをめっちゃ贔屓しています。
 そのお兄ちゃんが‥‥色々いいっっっっ!
 妹の彼氏兄弟は、陰になり日なたになりして、残された家族(特に妹弟)を支えてくれます。
 映画は夫婦の方がメインだったので、余り妹弟の事は描かれていませんでしたね。
 でも、妹は妹なりに色々戦っている姿がまたよいのです。

 妹は親が死んだ姉に固執するのに多少のジェラシーを抱くわけですが、姉は大人の女に成長し、好きな男とセックスし、祝福されて結婚する妹に若干の嫉妬を覚えます。

 あと、スージーはレイプされ、殺されてしまうわけですが、遺体はバラバラにされるんですね。
 この辺の描写もあいまいでしたね。
 まぁ、わざわざ描かなくても、わかる人にはわかるだろうって描き方でしたが。
 で、おっさん、割にすぐに遺体を捨てにいきます。‥‥映画は逃走前に捨ててたよね?
 しかし、肘の部分を落としてしまい、それを近所の犬が拾ってしまい、スージーの死亡がほぼ確定されるわけです。
 ‥‥家族はそれでも希望を捨てないんですが。

 映画ではカットされていましたが、犯人の幼少時のエピソードもあります。

 で。
 スージーの望みですが‥‥‥‥‥。
 映画ではキスでしたが、原作ではキスは済んでいたので、それ以上です。
 そう、妹に対しジェラしいと思っていたアレです。
 う〜ん、アレは倫理的にOKなのか?

 あと、つらら。
 アレにも意味があります。

 ピージャクは上手く、きれいにまとめたと思いますよ、うん。
 あまり原作通りだと、見るのがしんどくなりそうです。

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