ここんとこ読んだ本(2011年5月)

  • 2011.05.30 Monday
  • 22:49
 JUGEMテーマ:読書

 4月は余りに慌ただしくて、ホンマに読書もままならない日々でした。
 5月もまぁ、ぼちぼち。

・「越女剣」金庸 徳間文庫
 金庸先生の短編集です。
 う〜ん、よくも悪くも金庸でした。男装女子、秘宝、秘伝、突然強くなる主人公、と、いつものパターンですな。
 今回は失恋要素が高いんですが、どうして金庸のヒロインは、一人の男しか見えないのでしょうか?もっと周りを見ろよ!!!もっと幸せになれるぜ!と、ちょっと言いたい。
 あと、さりげない読者サービスなんぞもあります。

・「コミック怪 vol.14」角川書店
 現在行方不明中で読み返せていない‥‥‥。
 とりあえず「狂骨」は佳境に入ってます。

・「死者の書・口ぶえ」折口信夫 岩波文庫
「死者の書」は別に細かく書いてるので、「口ぶえ」の方。
 作者の自伝的作品で、BLです。
 強引なマッチョ先輩と繊細な同級生の間で揺れる男心がいい!
 こっちの方が実はかなり読みやすかったりします。

・「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ ビームコミック
 今回は平たい顔族に教えるルシウスさん。
 古今東西を問わず、設計者を悩ませる無茶な依頼者や、命を狙う山賊たちも、もはやルシウスさんの敵ではない!(笑)

・「ONE PUECE」(62)尾田栄一郎 ジャンプコミック
 今回はルフィたちのパワーアップ振りの紹介と、魚人島編に新しく登場する人たちの顔見せです。
 まだまだ魚人島編もプロローグですね。
 最近の雑誌の展開を知ってるからそう思えるんですが、初見時はいきなり新キャラがバタバタ登場するので、ちょっと混乱しました。
 とにかく、サンジさんのネガティブ化が気の毒すぎる!!

折口信夫「死者の書」その2

  • 2011.05.17 Tuesday
  • 22:35
 JUGEMテーマ:読書

 折口信夫の「死者の書」の感想、考察などの2回目です。
 今回は構成と考証を考えてみまっす。

 まず、発表当時は時系列順に構成されていた物語ですが、現在はあっち飛びこっち飛びで、初めて読んだ人は面食らうと思います。
 川本先生の人形劇は時系列順に物語が進んでいるので、非常に判りやすいです。
 人形劇を観てから本を読むと、この辺の事情が頭に入っているので、混乱は少ないです。

 ちなみに前半の構成は
一、大津皇子の目覚め
二、郎女の魂ごい
三、庵室に籠る郎女
四、當麻の語部の媼の話
五、大津皇子の独白
俤びとをみる郎女
七、万蔵法院の結界を侵した郎女
八、都を散策する大伴家持
、石城に囲まれた南家の館
十、南家に仕える者と郎女
 と、なっておりまして、十一以降は時系列通りに物語が進みます。

 時系列通りだと、
 六→二、八〜九→一→三→四→五
 になるのですね。
 人形劇はほぼこの順序でした。

 んでは、原作はどうしてああいう並びになっているのか?

 それは主題とその理由を説明する為、過去に遡ったり、別の視点から描く‥‥と云った手法なのですね。

 実はマーティンの「氷と炎の歌」が、こういう描き方ですね。
 で、テーマとして並び方を見ると、

一、ある死人の目覚めと執心(大津)
二、その死人を目覚めさせた出来事(大津)
三、その出来事を引き起こした張本人の郎女(郎女)
四、死人の正体とその執心についての説明(郎女)
五、自分の正体を思い出した死人(大津)   
六、郎女の家出の理由(郎女)
七、郎女が庵室に籠っている事情(郎女)
八、物語の時代(家持)
九、その時代の様子と南家(家持)
十、郎女の人物像の紹介(郎女)

 という風になっております。
 こうしてみれば、非常にスムーズな展開ですよね。

 大津皇子編は彼自身の執心と過去の出来事、郎女編は彼女の執心と現在の出来事を描いています。
 ‥‥で、家持編。
 家持自身は執心が少ない(と自己分析している)のですが、そこに登場する恵美押勝(郎女の叔父)は歴史的に見て、かなりの執心の人であったはずなのですね。
 で、この時代からは押勝の絶頂期なのですが、数年後、彼はあっけなく転落してしまう‥‥のは後世の人である読者には判っているわけです。道鏡の名前なんぞが出ると、
「あ〜あ」
 と、思えるわけです。
 このパートは時代を説明していると同時に、未来を暗喩してもいるわけです。

 ついでに南家もこの頃がピークで、この後は北家に権力が行き、後に兼家や道長が出て来ます。

藤原家 さて、考証編。

 郎女のモデルは當麻曼荼羅で有名な中将姫です。
 中将姫伝説では、継母に継子いじめされ、何度も殺されそうになったり、捨てられたりしたのが、当麻寺に逃れ、當麻曼荼羅を一夜にして作成した、‥‥となっています。

「死者の書」では、知的好奇心旺盛な郎女が、父の心尽しにより与えられた書を写したり、写経したりするうちに、彼岸ごとに二上山に俤びとを見るようになり、その姿を慕うあまりに出奔‥‥と、なっています。
 彼女は乳母や下女から「変わり者」と見られているようですが、彼女の乳母は心から彼女に愛情を注いでいます。家庭内の暗い影はありません。

 作者の折口信夫が早くに父を亡くし、母や叔母(彼の腹違いの弟の母親らしい)に育てられた所為か、継子いじめ描写はありません。
 彼自身、まぁ、一人旅をして(男の人に)初恋をしたという経歴があるので、恋故に出奔する郎女というのにも、自身を投影させているような気もします。

 この時代、恵美押勝が権力を握り、対抗勢力はことごとく退けられております。
 郎女の父豊成も、三男が反押勝勢力に近づいたという理由で、太宰府外帥に落とされますが、病気と称して難波の別荘にこもってしまいます。
 そんなわけで、「死者の書」では郎女の父の影はあるのに、父自体は最後まで登場しません。
 こうしてみると、郎女と云うのは作者の投影でもあるんだなぁ‥‥と、思えます。


 ‥‥そうそう。
 曼荼羅‥‥というか、俤びとの衣服のシーン。
 物語では、郎女は絵の具で絵を描くのですが、実際の當麻曼荼羅は綴織なのだそうです。
 寺内の宝物殿の遺物なんぞを見ても、中将姫は絵ではなく、裁縫が得意だったようで、刺繍が残されておりました。
 この点は事実と決定的に違いますね。

 次回はメインテーマ「執心と昇華」についてです。

折口信夫「死者の書」その1

  • 2011.05.13 Friday
  • 10:08
 JUGEMテーマ:読書

 折口信夫の「死者の書」読みました!!!
 で、読後に川本先生のDVDをもう1回見たら、結構、納得出来たり、余計に考えたりするシーンがあったので、感想&解説を今度はまじめに(?)やります。

 今回は恋愛譚としての「死者の書」解説。


【あらすじ】
 した した した。
 雫が伝い落ちる暗闇の中で目覚めた、彼‥‥大津皇子は、死の間際に一目見た耳面刀自(みみものとじ)への想いを持ち続けていた。

 藤原南家の郎女(いらつめ)は千部写経の最中に見た、二上山に現れる俤びと(おもかげびと)に焦がれていた。
 しかし、千部目を完成させた日、雨が降って俤人を見る事が出来なかった郎女は、家から姿を消し、二上山をめざしてしまう。
 二上山の麓の万法蔵院の結界を侵した郎女は、その咎の物忌みの為、廬堂に籠る事となった。

 注※耳面刀自は藤原不比等の妹。
   藤原南家の郎女は藤原不比等の曾孫になります。
   この二人は容貌が似ているようです。

 つた つた つた。
 深夜、郎女の廬堂を窺う跫音。
「なも 阿弥陀ほとけ」
 思わず、写経していた経の文が口をつく。
 帷帳に絡んだ手は、かつて山から差し招いた俤びとの白く輝く掌ではなく、渚の白玉のように、からびて寂しく、目に写った。

 いつしか郎女は、その恐ろしい跫音のする夜更けを、心待ちにするようになっていた。
 金色の髪、荘厳な顔、閉じた目は憂いを持って見下ろしている。
 肩、胸、顕わな肌。‥‥冷え冷えとした白い肌。
 ‥‥おお、おいとおしい、寒かろうに。

 郎女は、俤びとの身に纏う衣を作る決意をする。

 秋の彼岸の中日、郎女は万法蔵院の山門から二上山の俤びとを観ていた。しかし、顔が暗くてぼんやりとしている。
「今すこし著く、み姿顕わしたまえ‥‥。」
 郎女の叫びに、雲に乗って降りてくる俤びと。
 万法蔵院の伽藍はかがやき、庭の砂の上に、ありありと半身を顕わした尊者の姿が、手にとるように見えた。
 匂いやかな笑みを含んだ顔が、はじめて、まともに郎女に向けられた。

 蓮の糸で織られた布に、郎女はあの日の俤びとを、あの日の万法蔵院を描き顕わした。
 感嘆して見惚ける者を残し、郎女は廬堂の扉を開き、外へ出た。
 消える際に、ふりかえった姫の頬に、細く伝うものがあった。


 ‥‥まぁ、ダイジェストです。
 ホンマはもそっと色々あります。
 こういう風に書くと、幻のような俤びとに恋する郎女と、死してなおプラトニックに終わった女に未練を残す大津皇子の、ちょっと変わった恋愛譚のようですな。
 ホンマは「執心と昇華」がメインテーマなんだろうな?とも思うんですが、最初は風変わりな恋愛として読んだ方が楽しく読めると思うのです。

 で、軽い疑問。
 ご意見求めます。

 郎女と大津皇子の最初の邂逅のシーンです。
 骨の指にショックを受けた郎女は、海で白玉を拾う白昼夢を見ます。
 拾っても拾っても掌で砕け散る白玉。
 慌てて拾う姫の背を越して浪が流れて行きます。
 やっと大きな輝く等身大の玉を取り上げるのですが、その途端、大浪に打ち倒されます。
 衣もなく、裳もなく、抱き持った等身大の白玉と浪に漂う身。
 やがて水底に沈み、水底から浮かび上がって来る自分の吐息で目が覚める‥‥というシーンです。

 めっちゃ、エロいやん。
 何と言うエクスタシー描写や。

 ちなみに川本先生のでは、そんなにエロくもなく、美しいシーンに仕上がっておりました。
 人形劇では、唐突に海のシーンなので、びっくり!だったのですが、小説はもっとびっくり!!でした(笑)。

 私はこのシーンで、郎女と大津皇子の間に何らかの交渉があったのかと思いました。
 でも、このシーンについて触れられてる方って、いないんですよねぇ。
 実際の処、どう思われます?
 フロイトには全然詳しくないのですが、フロイト知らなくても、そういう解釈が出来そうな描写ではありますな。

 ここで、交渉ありと考えてこの後を読むのと、なしと考えて読むのとでは、ずいぶん、印象が変わってくると思います。

 ラストの郎女の涙が何故なのか?
 それだけでも、様々な解釈が出来ますよね?

 安堵なのか?哀惜なのか?別離の悲しみなのか?昇華の喜びなのか?
 それとも、全然別物なのか?

 たぶん、ここは読む人によって、解釈が異なると思います。


 んでは、今回はこの辺で。
 次回は構成と考証から考える「死者の書」です。

ここんとこ読んだ本(2011年3月)

  • 2011.03.30 Wednesday
  • 23:54
 JUGEMテーマ:読書

 今月は地震のショックが大きすぎましたね。
 あの直後は私もなかなかブログをアップ出来なかったんですが、皆さん、同じみたいですね。

・「百器徒然袋〜鳴釜」志水アキ 角川書店
 志水さんは非常に上手くまとめてはるなぁ‥‥と、毎回感心しています。
 マンガとして必要な箇所と切り捨てる箇所を、非常に上手く選り分けていると思うのです。
 それでいて、ご本人のマンガとしてのペースも保たれているんですよね。
 で、キャラのイメージが原作そのままなのが、またすごい!
 ここまで原作に対して「愛」を感じられるマンガ化というのは、そうそうありませんよね。

・「機動戦士ガンダム THE ORIGEN」(22)安彦良和 角川書店
 キシリア姐さんが怖い‥‥あの辺です。
 そして、あのシーンも!!!
 アニメのとは違う展開になって来て、
「え?セイラさん?!ちょっ‥‥」
 なんですが‥‥。

・「告白」湊かなえ 双葉社
 宣和堂さんの映画の感想で、かなり内容が気になったのと、うちの母がこの方の別作品を読んでいて、
「結構、面白いよ。」
 と言っていたので、図書館で借りて来ました。
 細かい感想はネタバレになるので、隠しますね。
 まず、物凄く読みやすかったです。
 展開が面白いので、1日で読めました。
 物語は結構重いテーマで、ハッピーエンドというわけでもない(?)んですが、読後感は結構すっきりしております。
 この作家さんのは、別のも読んでみよう。

 んでは、「告白」ちょいネタバレ感想は隠してます。
続きを読む >>

ここんとこ読んだ本(2011年2月)

  • 2011.03.06 Sunday
  • 01:40
 JUGEMテーマ:読書

 あ〜、色々読み返してもいるんですが、新刊はこれだけ。

・「ONE PIECE」(61)尾田栄一郎 集英
 前巻がルフィの過去と、つらい現実から立ち直る姿でしたが、今回は仲間の決意と新たなる旅立ちの始まりでした。
 一味のそれぞれの一番つらい時に彼らを守って来たルフィ。
 そのルフィの一番つらい時にそばにいる事も出来ない自分たちにもがいていたのが前巻。
 今回は、ルフィの決心を知り、同じ事を繰り返さない為の成長を決意する仲間たち、そして、やっとの再会の巻です。
 インペルダウンでのボンちゃんやジンベエ、イワさんやクロコと一緒に戦うルフィもよかったのですが、やっぱり麦わらの一味はこうでなくては!!
 バーソロミュー・くまが「ラピュタ」の園丁ロボットのようで、ちょっと泣けました。


「オーズ」のブルーレイが売れてるみたいです。
 んで、
 何故か急に「ウルトラマン・ガイア」が見たくなってググっていたら、2007年から1年間、期間限定でDVDボックスが発売されていたんだぁぁぁぁ!

 ※長男が幼少の頃、レンタルで「ガイア」を借り、私がハマったという過去があります。
 その時も、DVD買おうか、かなり悩んだのです。

 ネット通販では、ほとんどが中古とか品切れなのですが、1〜2カ所新品の所もあったぁぁぁぁ!
 うおおおおおおお、10年振りぐらいに悩む。

 ちなみに、長男次男、内容とか全部忘れているようです。
 ‥‥酷い!人形も買ったのに〜〜!
 鴻上会長こと宇梶剛士さんも出演していたのに。
(あんなにテンション高くなかったけど)

 いやぁ「ガイア」よかったっすよ。
 やっぱり藤宮博也(高野八誠さん)最高ですね。
 めっちゃ好きだ!

 高野さんは私生活でも「ガイア」で藤宮とええ感じだった吉井玲子役の石田裕加里さんとゴールインしはったそうで、なんかドラマの続編みたいや。
 しかも、その結婚式の司会は我夢役の吉岡毅志さんだったそうで、仲良しなんですねぇ。
 その吉岡さんの結婚式のときは高野さんがアグルに変身しはったとか‥‥ええ感じです。
 こんな風にドラマ終了後も続く関係というのは、ファンの目から見ても嬉しいです。

「オーズ」組もブログを拝見してると、非常に仲良さげいいですね。
 ドラマ終了後もそういう関係が続くといいですねぇ‥‥と、他人事ながら思ってしまいます。

 ところで、オーズ&バース組は4人仲良さげなんですが、グリード組とは交遊ないのだろうか?
 ‥‥ちょっと気になる。(ウヴァさん好きなので)

ここんとこ読んだ本(2011年1月)

  • 2011.01.31 Monday
  • 22:06
 JUGEMテーマ:読書

 それにしても、寒い!寒すぎる!!
 家のエアコンは何とか復活したのですが、それでも寒いです。
 洗濯物を干したり取り込んだりするのが、つらすぎます。

・「獣の奏者」(3)(4)上橋菜穂子 講談社
 妻となり母となったエリンの物語。
「牙」の突然の集団死の謎を解明する事になったエリンは、母が死を以て守った掟に立ち向かう事を決意する。
 失われた過去にあったのは、どんな事実だったのか?
【感想】
 重いです。
 めっちゃ重いんですが、やっぱり惹かれますね。
 これ以上感想を述べると、ネタバレになるので‥‥パス。

・「聖☆おにいさん」(6)中村光 講談社
 期待して待っていたヨハネ登場。
 ‥‥そう来たか‥‥すばらしい!(笑

・「風雲児たち〜幕末編」(18)みなもと太郎 リイド社
 シーボルトの再来日、だんだん悲愴になる大獄の話。
 松蔭の純粋さが、まさに悲壮。
 高須久子との別れにちょっとなきました。

・「天才柳沢教授の生活」(30)山下和美 講談社
 しみじみといい話だと思う。
 30巻だけど、クオリティが落ちていないのに感動。

・「狂骨の夢」(1)志水アキ 角川書店
 これ、絶対に漫画には出来ないと思ってた。
 例の家がきちんと描き分けられているのに感動した!
 文章ではさほど気にならなかったんですが、マンガにすると‥‥やはり、ちょっとエロいっす(笑)。
 あと白丘さんと降旗君がイメージ通りすぎて、びっくりした。

・「コミック怪」vol.13
 発行部数が少ないのか、2週間前から予約していたのに、いきなり発売日に
「入荷できません。」
 と言われ、あわてて密林で買いました。
 結構、どの連載も面白いんですけどね。‥‥あうあう。
 宇田川先生が男前すぎて、ちょっと惚れました。次回は木場さんですね。

 そういえば、ミニにテレビマガジンを3月号を予約したんですが、そっちは大丈夫だったんですよねぇ。‥‥密林は予約打ち切りだったのに。
評価:
上橋 菜穂子
講談社
¥ 1,680
(2009-08-11)
コメント:妻となり、母となってもあまり変わらないエリン。

評価:
上橋 菜穂子
講談社
¥ 1,680
(2009-08-11)
コメント:‥‥重い。 でも、いい!

評価:
みなもと 太郎
リイド社
¥ 550
(2010-12-27)
コメント:松蔭の純粋さが哀しい。

ここんとこ読んだ本(2010年12月)

  • 2011.01.11 Tuesday
  • 00:14
  年末のパソコンショックで、これをうpするの、忘れていましたわ、ほほほほほ。

・「獣の奏者」(1)(2)上橋菜穂子 講談社
 図書館で借りました!!
 アニメは見たり見なかったりだったので、内容が気になっていたのです。
 あらすじは長くなるので、wikiで見てね。
 いやぁ、面白かったですよ。
 2巻のラストは感動の涙が滂沱でした。
 現在、続き予約中。

・「テルマエ・ロマエ」(1)(2)ヤマザキマリ エンターブレイン
 何故かオンラインの知人もオフの知人も、みながこれを絶賛するので買いました。
 それなりに面白かったです。
 しかし、目の付け所がすごいなぁ‥‥。むしろそっちに感心。
 現在、倅〜ズがフルーツ牛乳にハマってます。

・「エロイカより愛をこめて」(37)青池保子 秋田書店
 毎度おなじみの混戦模様展開。
 A君の意外な特技に泣き笑いです。



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ここんとこ読んだ本(2010年11月)

  • 2010.11.28 Sunday
  • 22:18
JUGEMテーマ:読書


 11月は風邪ひきで体調不良だったり、懇談や入園前健診やら入学前健診やら‥‥‥‥やらで、せわしない日々が続いておりました。
 来月は年賀状書きで後半に忙しい日々が続きます。

・「落第忍者乱太郎」(48)尼子騒兵衛 朝日新聞出版
 最近、ドクタケ忍者の影が薄かったよなぁ。
 利吉さんも久しぶりだぁ!

・「ONE PIECE」(60)尾田栄一郎 集英社
 ルフィとエースの過去編。
 自傷行為を続けるルフィにジンベエが言ったあの言葉と、立ち直った瞬間のルフィに号泣。
 あと、ロビンを迎えに来た革命軍の若い人、●●なのかなぁ?と疑っていたり。

・「ONE PIECE〜YELLOW」
・「ONE PIECE〜GREEN」
 ‥‥実は「RED」も「BLUE」も持ってます(笑)。
 いわゆるファンブックですが、本編で紹介しきれない海軍中将の名前だの、悪魔の実の名前だの、補足的な要素もあります。
「RED」には「ONE PIECE」の原型というべき短編「ROMANCE DAWN」が収録されてあり、「BLUE」ではアラバスタ編までの登場人物(かなりの脇役まで)の紹介があります。
「YELLOW」では色々な組織の紹介、用語辞典、麦わら劇場が収録されています。
 ‥‥‥ああ、ロビンに「アイーン」をさせるなんて‥‥。orz
「GREEN」では、扉絵劇場、制作秘話、麦わら劇場が収録されています。
 はっきり言ってコミック派にはかなりネタバレがあるので、要注意です。
 つか‥‥これ、61巻発売と同時でよかったんじゃ‥‥?
 制作秘話の連載前の設定なんぞを見ると、ブルックが仲間に入るのは、最初から決めてはったようですね。

 今月は「前巷説百物語」「後巷説百物語」を読み返したり、「十角館の殺人」「水車館の殺人」「緋色の囁き」なんぞも読み返しました。 
 綾辻行人は物語の最初から仕掛けてるなぁ‥‥。

ここんとこ読んだ本(2010年10月後半)

  • 2010.11.03 Wednesday
  • 23:58
JUGEMテーマ:読書


 10月は学校行事と剣道の試合で大忙しでした。
 11月は新入園新入学準備で大変そうです。
 来年から、おチビは幼稚園に、ミニは小学校に、次男は中学校に行くのですよ。

・「コミック怪」vol.12 角川書店
 今回は「百鬼徒然袋〜瓶長」の連載開始で‥‥マチコさんが余りにも想像通り過ぎて吹いた(爆)。
 そーなんだよ、ああなんだよ!
 でもホンマにああするとは思わんかった‥‥いさま屋はそれなりに男前だったのに(笑)。
 で、「狂骨」。今回、作中でも絵にすると最もエロなシーンの回なのでしたが、やっぱり激エロでした。
 降旗君と白丘さんがイメージ通り過ぎて感動したっっ!
「あやし」もよかった!
 前回より、今回の方が話と絵がぴったりしていた気がするのは、皇さんの描かれる悪女が余りにもステキだからだ!!

・「逢魔が橋」近藤ようこ 青林工藝舎
 やっぱり近藤ようこさんの中世伝奇もんは最高ですね!!!
 飄々としていながらすべてを見透かすような橋守がいいです。橋の設定もいい!
 あと、収録されている「海神の子」の海神の子が可愛らしすぎるよ〜〜!

・「西巷説百物語」京極夏彦 角川書店
 こっちは2日で読みました!!!
 今回はいつもはゲスト出演の靄船の林蔵さんが主役です。
 いやぁ、文句無しに面白かった!!
 私、又市さんより林蔵さんの方が好きかも。

・「死者の書」川本喜八郎
 DVDです。まだ1回しか見ておりません。
 よく「解釈が難しい」と言われておりますが、ラスト直前まではそうでもなかったんですな。でも、ラストでやはり唸ってしました。
「‥‥どう解釈しろと?」
 う〜ん、これは今度原作にも手を出してみよう。
 ストーリーは中将姫伝説と大津皇子の話をミックスしたというか、コラボレーションしたような感じの物語です。
 仏教にハマりまくっている美少女藤原南家の郎女(いらつめ:=中将姫)は、千部写経を完成させた日に二上山の山に金色の俤びと(おもかげびと:山越阿弥陀っぽいイメージ)の姿を見て、その姿を追い求める余りに女人禁制の寺に踏み込んでしまう。
 贖罪の為に庵に蟄居する郎女の許に、二上山に葬られた悲劇の皇子〜滋賀津彦(=大津皇子)の亡霊(ゾンビっぽい)が通ってくるのだが、一心に経を唱える(仏教オタなので)郎女に何も出来ず、すごすご帰る日々が続いている。
 滋賀津彦は死の直前に目にした耳面刀自(みみものとじ)の姿に心を奪われ、成仏出来ないでいたんだけど、耳面の姪(厳密には兄弟の孫なのかな?)であり、瓜二つの容貌の郎女に心を奪われた様子。
「子孫を残せないままに死んでしまった〜。わしの子を産んでくれ〜。」
 と、腰巻き一丁で郎女の所にやってくる様子は「デメント」のリカルドさんのようなのだが、天然の入った郎女は、
「裸で山ん中って、ちょー可哀想!もうすぐ冬だし、何か服でも作ってあげよう!」
 と、蓮の茎の繊維で布を作って服を作り始める。
 この辺がまた色々天然ボケなのだけど、最後に
「無地はちょっと寂しいから、何か絵でも描いてあげよう!」
 と、絵筆をとったはいいけれど、何分にも仏教オタなので、力一杯阿弥陀浄土(當麻寺曼荼羅ですな)を描いてしまった!周り大絶賛!!
 しかし、本人は涙をひとすじこぼし、去って行った‥‥という話。
 ‥‥私が語るとストーカーと天然少女の物語になるなぁ。
 本来は郎女の純粋無垢な心が滋賀津彦を鎮め、自身も成仏した‥‥という話なのでしょうけど、私、腐ってるので、素直に受け取れない‥‥。
 まぁ、古来の死への概念、想いを残す死者、仏教の概念での成仏と、古来よりの鎮魂とか、色々な要素がつまっております。


ここんとこ読んだ本(2010年9月後半〜10月前半)

  • 2010.10.09 Saturday
  • 20:42
JUGEMテーマ:読書

 今日はミニの幼稚園の運動会のハズだったのに、雨で延期です。
 明日はグラウンドコンディションが悪そうなので、小学校の体育館での開催になるかな?
 ジャンボ君はNPOの稲刈りに参加だと言って、運動会には来ないそうです。

 ※追記:結局、ジャンボ君は午後の親子競技だけ参加しに来ました。

 あああ、本を読む時間がないっす。

・「数えずの井戸」京極夏彦 中央公論新社
 いやぁ‥‥私にすれば読み終えるまでに、ものごっつう時間がかかりましたな。
「嗤う伊右衛門」「覗き小平次」に続く「有名怪談換骨奪胎!あいつらも顔見せするよ」シリーズの第3弾で、タイトルを見れば即判る通り「番町皿屋敷」がモチーフです。
 このシリーズは価値観の違いなどで何故かすれ違ってしまう男女の恋愛が基本テーマだと思うのですが、今回は自分の思う自分と他人の目から見た自分のすれ違いの物語になっております。
 章ごとに視点人物が変わり、その自分の目から見た人間性を「数える」という行為により表現しております。
 菊は数える事に没頭する余りに本来の目的を果たす事を忘れてしまうので、数えられない。
 播磨は数えても数えても欠けてるような気がして、満たされない想いを抱いている。
 十太夫は褒められた数を数える事に固執する余りに、反応のない主人に焦れている。
 主膳は虚無的に生きているので、数える事を拒否している。
 三平は日々の単純作業を漠然と数えているだけで、それが数え終わる事はない。
 綺羅は数えてしまうと手に入れたものの終わりが見えるので、あえて数えない。
 この6人の価値観も違えば、お互いに対する想いもズレた男女が破滅に向かって進んで行く姿を描いております。
 ‥‥‥で。
 とにかく、前半の登場人物の考え方を説明する部分や、中盤のある相手に対する感情の変化の部分がくどいのですな。
 この辺のくどさが、なかなか本を読み進めない原因でした。
 破滅に踏み込んだら、結構サクサク読めたのですが、それまでが読むの辛かったっす‥‥睡眠不足で眠かったし。
 ラストもちょっと「薮の中」なので、真相が分からないままなのも、ちょっと‥‥なぁ。

 相変わらず、装丁は美しいです。
 カバー表紙もきれいですが、カバーを外した表紙裏表紙もきれいです。
 中の挿画や章ごとのタイトルページの構成もきれいです。
 電子書籍はこう云うのがないからなぁ‥‥。


・「デトロイトメタルシティ」(10)若杉公徳 白泉社
 ラストより、ラストの前がよかった。
 ヒロインは相川さんではなく、ヴィクトリーレッドの中の人ですよね。‥‥彼、最高!
 ‥‥ところで、佐治君はどうなったんだろう?

・「ONE PIECE」(0)尾田栄一郎
 長男が映画に行ったのですが、品切れで後日引取り‥‥だったのに、映画館に行けず、引取り期間が終わってしまい、
「ああ、もう、読めないのね〜。」
 と言っていたら、夫の妹さんが
「あ、うち、家族で観に行って4冊あったし、友達に1冊あげたけど、まだあるからあげるわ。」
 と、下さいました。ありがと〜〜!
 映画の資料と過去話マンガです。
 金獅子のシキが竹中直人氏っぽい所為か、どーも、デメントのあの人に見えてしゃーないっす。
 赤子デュバルの泣き声に爆笑。‥‥つか、あの人、22歳だったのか!?
 それにしても、子供ハチが可愛すぎる!

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